静岡市 UNITE2026 テーマ12 / 発達が気になるこどもと保護者のための支援ナビゲーション
DEMO

① 保護者:LINEで答えるだけで、支援先の選択まで届く

アプリのインストールも会員登録も要りません。友だち追加して質問に答えるだけ。約10〜15分で「特性プロファイル → やるべき手続きの順序 → 自分の子に合う支援先」までたどり着きます。右側は、その裏側で何が構造化されているかの説明です。

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みつば(静岡市)
メッセージを入力

自動再生は「5歳・年中/5歳児健診がきっかけ/ことば・集団が気になる/葵区・送迎必要」の想定で最後まで流れます。
ボタンを押せばいつでも手動操作に切り替わります。

裏側で構造化されているデータ

回答が進むと埋まります
お子さんの年齢
きっかけ
気になる領域
回答済み設問0 問
送迎の要否
希望エリア

診断はしません。「困りごとの領域と程度」を6軸の構造化データにするだけです。医学的判断は医療機関の役割として明確に切り分けます。

特性プロファイル(6軸)

未生成

この6軸ベクトルが、①事業所の対応特性とのマッチング、②同じプロファイルの保護者レビューの抽出、③行政ダッシュボードの需給ギャップ集計、のすべての共通キーになります。3画面が同じデータ構造で動いているのが設計の要です。

この画面の実装コスト

  • LINE Messaging API+LIFF。ネイティブアプリ開発なし、審査なし、インストール障壁なし
  • 設問は6つの切り口×3問の適応型。全問ではなく「選んだ切り口だけ」聞くので離脱しにくい。回答は内部で国の5領域に対応づけられる
  • マッチングはルールベース+重みづけ。ブラックボックスにせず、必ず「なぜこの事業所か」を日本語で表示する(行政要件)
  • 既存の資産(アセスメント設計・スコアリング基盤・多言語対応)を移植するため、新規開発は接続部分のみ

1名 × 1か月で構築可能な範囲に収めています。実証予算は開発ではなく、事業所の初期データ整備と現場伴走に配分します。

② 事業所ポータル:ホットペッパー型の「載せたくなる」設計

市が集めて回るのではなく、事業所が自分で載せて自分で更新します。空き枠が埋まる・得意分野で選ばれる・見学予約が直接届く、という事業所側の利益があって初めて情報の鮮度が保たれます。行政が更新を依頼し続ける運用は続きません。

③ 行政ダッシュボード:市が「どこが足りないか」を数字で見る

この画面があることで、本提案は「保護者向けアプリの調達」ではなく「市の意思決定の仕組みづくり」になります。教育・保育・障害福祉・医療の各課が同じ画面を見て、施策・予算・事業所誘致の根拠にします。表示値はすべてデモ用の架空データです。

需給ギャップ:国の5領域 × 区

希望に対して枠が確保できなかった件数(直近3か月)

保護者側の回答と事業所側の支援プログラムが、どちらも国の5領域(健康・生活/運動・感覚/認知・行動/言語・コミュニケーション/人間関係・社会性)に写像されているため、この表が自動で埋まります。従来これは市が事業所に照会をかけて手集計するしかなく、意思決定に間に合いませんでした。

5歳児健診からの到達ファネル

令和8年度 全園実施想定(対象 約4,200名)

市の5歳児健診資料は、健診の出口を「保健・医療・福祉・教育などのフォローアップにつなぐ」と定義しています。この提案は、その一文を実際に測れる数字にするものです。どこで何人落ちているかが見えて初めて、健診の全園展開が続けられます。

インパクト測定:ロジックモデルの各段

アウトプット → 直接/中間/最終アウトカム

SIIF/SIMI のロジックモデルの構成(インプット・活動・アウトプット・アウトカム)に沿って、各段の指標をこの画面で直接読めるようにしています。ベースラインは実証開始時に取得し、前後比較で貢献分を切り分けます。

アラート(施策の打ち手候補)

区別サマリ

中長期:ライフコース・データ基盤への接続

  • Phase 1(実証1年) 発達が気になる段階の保護者と市内約250事業所をつなぐ。上の3画面を静岡市で稼働
  • Phase 2(2〜3年) 5歳児健診・乳幼児健診の結果と接続。健診で所見がついた瞬間にナビゲーションが起動。電子版母子健康手帳・情報連携基盤PMHへの接続を前提設計
  • Phase 3(5年〜) 妊娠届 → 妊婦健診 → 出生 → 乳幼児健診 → 5歳児健診 → 就学時健診 → 学校 を、保護者の同意のもとで縦断連結

北欧(フィンランドのネウボラ・Kanta、デンマークの児童健診レジストリ)は「つながる(連続性)」を作りました。日本には民間約250事業所という「選べる(多様性)」があります。両立させたモデルは世界にまだありません。静岡市から作ります。

静岡市の実データとして参照しているもの:5歳児健診 令和8年度対象 約180園/4,200名(市こども家庭福祉課 令和7年8月21日資料)/市内の障害児サービス事業所 271か所(うち児童発達支援115・放課後等デイサービス237・保育所等訪問支援57)、障害児相談支援61か所(市「指定障害福祉サービス等事業所一覧」2026年6月1日現在を全件集計)/0〜5歳人口 22,251人・区別人口(市「男女別・年齢別人口」2026年6月30日現在)/5領域はこども家庭庁「児童発達支援等における支援プログラムの作成及び公表の手引き」。 それ以外の画面上の数値・事業所名・レビューは、動作イメージを示すための架空データです。